《食べてキレイにやせる簡単ダイエット方法》では、3食しっかり食べるのが基本です。でも、今まで好きなものを食べたいだけ食べてきた人にとっては、1日3回の食事だけでは物足りなく感じるかもしれません。しっかり食事を摂っていても、お腹がすいて間食をしたくなることだってあるはずです。
食事の間隔が7時間以上あいてしまうような時は、むしろ間食を摂ったほうがいいことだってあります。空腹感が続くと、体が脂肪を溜め込もうと働いたり、反動でドカ食いをしてしまったり、せっかくのガマンが逆効果になることにもなりかねません。
そんな時には、ガマンしないで間食しましょう。といっても、何でも食べていいということではありませんょ。高カロリーで低栄養なスナック菓子や、甘いお菓子はほどほどに・・・。
というのも、空腹時は血糖値が低いため、砂糖をとると血糖値を急上昇させてしまう恐れがあるからです。血糖値が急上昇してしまうとインシュリンというホルモンが分泌されます。ところが、このインシュリンは糖を脂肪に合成し、脂肪細胞に取り込みやすくする作用があるので、過剰に分泌されると太りやすくなるんです。なので空腹時に甘いものを食べると、血糖値が急激に上昇し、その結果インシュリンが多く分泌されるので、体脂肪になりやすいというわけなんです。
ちょっと怖いですね~
でもこんな悩みを解決してくれる食品があるんです。
それは【にがり】です。
にがりは食事から摂取した脂肪や糖分の吸収を緩やかにする働きがあるといわれます。そのため、血糖値がゆっくりと上昇していくので、脂肪を作りにくくする、つまり太りにくくする働きを持つんだそうです。
にがりとは簡単に言えば海水から塩を取ったもので、これがマグネシウムをはじめとして体に有益なミネラルを多く含んでいるんです。そして、にがりは豆腐を作る際に凝固剤としても使われています。
さらににがりには、体内の【基礎代謝量】を高める働きをもつともいわれています。基礎代謝量は、人間がじっとしていても消費するカロリーのことです。基礎代謝量が高い人ほど、食べても太りにくいのです。
このようにダイエットに効果があるといわれる【にがり】。
でもちょっとクセのある味がします。水のようにゴクゴク飲めるものではないんですね。だから、慣れるまでは1~2滴を、水やお茶、スープなどにたらして飲むようにするといいですよ。あとは味が変わらない程度に料理に加えることも。
でもどうしても甘いものが食べたい場合は、バナナやりんごなどの果物やふかしたさつまいもがおススメ。こんにゃくや寒天を使った低カロリーのゼリーや、低脂肪のヨーグルトなども安心して食べられます。
中でも、おすすめは【りんご】です。りんごは歯ごたえがあって、繊維質も多く、満腹感が得られるうえ、カロリーは低めです。空腹をガマンしていると、やがてその反動でドカ食いしてしまうことになりかねないので、そんな時は低カロリーの食品をまず口にして、落ち着かせることが大切です。